建築工房 studio HAIYAMA / アーカイプ
 

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     2017− 毎日が・・・       
 日曜大工/手織り・展
      D.I.Y. Exhibition       


               
      
 
 2016年3月、広島市近郊の廿日市市<はつかいち美術ギャラリー>でDIY仲間と開いた展示会のご紹介です。手作り、一品もの、エコロジー、ウッドファースト、そしてDIY (Do it yourself) 等々、タイトルは色々と思い浮かびますが、「毎日が日曜大工」が後期高齢者となった今の気分にピッタリ、二回目を目指してがんばっています。ご一緒にいかがですか。    


 
 
 展示室の全景。すごく立派なガラスケースがあるけど、どうする。そういえばここは美術ギャラリーだった。とっさに方向転換して、主な展示品となるはずだった椅子はすべて手織りマフラーとバッグのディプレー用に転用。反対側のガラスケースには額縁を作って展示した。あくまで額縁が展示品、絵はスケッチブックを切り取って間に合わせました。

  
 展示フロアをリードする、20世紀家具代表作の数々。リートフェルトの出世作となったアームチェア "RED & BLUE" 、マッキントッシュの円卓とウィローカフェ支配人の椅子、そしてシェーカー家具を板切れ細工(構成主義)で再現したロッキングチェア。日曜大工展だからできるおきて破り−。

*構成主義constructivism  
 ウラジーミル・タトリン(革命前のロシア)が鉄板や木片による自身のレリーフを「構成construction」と呼んだ事跡を発端とする、20世紀近代建築・芸術運動すべての底に流れるトレンド。


 手織り生地で作ったバッグ

  
 創作椅子と手織りマフラーのコラボレーション。右の椅子は、ルフトハンザ機のパンフレットで見つけた難民支援プロジェクトCUCURAの、かなり忠実なコビーです。元はイタリアの著名なデザインナーEnzo Marのiデザインであることが、博学なお客に教えていただいて判明。私が一生懸命コピーしたものは、難民ボートの廃材を要所に使った一品ものでした。


恋人たち。洗濯バサミにみえる、そうですか?


アルミ缶で作ったオモチャ。ビール缶が笑っているとは気が付かなかった。

 とんでもなく広いフロアを活かすために長さ3,600ミリの食卓を制作、ところが全部オモチャに占領されてしまいました。食卓をアレンジするためには5,400ミリ必要だった。中央部はアルミのベルトで吊っています。
 出番がなく無念の表情の食卓椅子は、マッキントッシュの名作を、日曜大工でも作れるよう、板切れ細工に改良したものです。
 
 体育会系カタカタと電動カート。

大人<用>のオモチャ、一ビットの頭脳で光を追いかけ、見失うとキョロキョロしながら後下がりする。

差し上げられるのは額縁だけ−と申し上げたけど、絵も要ると言われた。絵が売れた?

 
オモチャを作った方の作品。灯りを創る人は、なぜか照明は作らない。 

 
 広い展示室を埋める苦労をした展示会、しかしモノが大きすぎて持ち込めなかったものもあります。展示室では映像でご紹介しました。
 
       

 無事、打ち上げを迎えた・・・



 

 映像ギャラリーをお訪ね下さい。
             
               
               
               
               
               
               
               
   
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