studio HAIYAMA
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1971年(昭和46年)竣工
広島ひかり園新館25人棟(旧館)/重度身体障害者生活授産施設

広島ひかり園設計グループ(広島大学工学部建築学教室)

社会福祉法人広島ひかり会
広島県佐伯町(現在廿日市市)

補強コンクリートブロック造700u                                                                   
 本館東斜面の途中、3M下に2人室×12室、計24人居住棟を増設。サロン、仕事場は本館グループに帰属させるとのことで、スペースデザインの面目は今回棚上げ、3Mの高低差を結ぶ斜面リフトの開発が、計画の最重点事項となった。

平面図
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 サロン/仕事場棟は作業棟のコピー。新館は車イス仕様、新規入園者を中心に車イス支持者が増加したということ。しかし設計は平凡なものに。図面枚数も少ない。
リフト
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 12m先、3m下の居住棟に秒速1m、15秒ほどで到着、速いか遅いかはともかく、自分で運転するので退屈はしません。走るのも呼ぶのもボタン(アクセル)を押し続ける必要があり、つまりこれが唯一無二の安全装置、もちろん乗っている人に優先権があります。カゴ(電話ボックスそっくり)は駆動モーターを備える自走式、軌道中央に敷かれたチェーンをスプロケットに巻きつけてよじ登ります。ドアはエアーで自動開閉、この加減が案外難しかったと記憶しています。
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