studio HAIYAMA
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1978年(昭和53年)竣工
広島ひかり園アトリウム+浴室棟(旧館)/重度身体障害者生活授産施設

広島ひかり園設計グループ(広島大学工学部建築学教室)
アクト建築設計(構造)
LAT環境設計(監理)
社会福祉法人広島ひかり会
広島県佐伯町(現在廿日市市)

鉄骨造250u                                                                   
 佐伯町の高台に施設を拓いて10年、早くも建て詰まってきた建築群のスキ間に、イベント化していた入浴時間のための専門棟を建設することになった。負の条件を正当化する乾坤一擲のアイデアがガラス浴室。アクセス歩廊を含めたT字プランの異なる梁間、それをマンサード屋根風に膨らませたことによって、設計難易度は2×2の超絶技巧に。CADがない時代、よく描き抜いたものと思う。しかし紙の上での苦労はそれなり、鉄骨とアルミサッシの原寸検査で、実際に作らなければならない技術スタッフから、しっかり油をしぼられました。


plan
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 在来建物を描き込むために上が南に、浴室棟は本館南東出入り口に接続している。本館東側斜面の3M下が25人居住棟、本館南側に作業棟があり、浴室の前室はこれらを結ぶ歩廊の役割も果たす。

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セピア色のアルバム

上 心に残る失敗写真

中 左から
歩廊、ついでに洗濯
北側立面
浴室

下 部分
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